お客様にお礼状を出すと、また来てくれる。セミナーや定期投函代行の現場で、何度も見てきたことです。
でも、いざ書こうとすると「何て書けばいいのか」で手が止まる方がほとんどです。そこで今回は、営業やお店でよくある場面ごとに、そのまま使えるお礼状の文例をまとめました。
お礼状の基本は3つだけ
1. 3日以内に出す
お礼状は早さが一番の気持ちです。1週間たってから届くお礼状より、翌日に書いた短いお礼状の方がずっと印象に残ります。
2. 「その人だけ」の一言を入れる
「ありがとうございました」だけだと、誰にでも送れる定型文になります。会話の内容、選んだ商品、その日の天気など、その人とのやりとりを一言入れると、「覚えてくれている」が伝わります。
3. 売り込まない
お礼状に次の商品の案内を書くと、お礼の気持ちがかすんでしまいます。お礼状はお礼だけ。これが、次につながる一番の近道です。
場面別 お礼状の文例
初めてご来店いただいたお客様へ
○○様
先日はご来店いただき、ありがとうございました。
初めてとは思えないほど、楽しくお話しさせていただきました。
またお会いできるのを楽しみにしております。
ご成約・ご契約のお礼
○○様
このたびは数ある中から弊社をお選びいただき、心より感謝申し上げます。
ご期待にお応えできるよう、精一杯努めてまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
ご購入のお礼(商品に同封する場合)
○○様
このたびはお買い上げいただき、ありがとうございます。
お選びいただいたグレーは、当店でも一番人気のお色です。
末永くご愛用いただけたら嬉しいです。
「お客様の選択は正しかった」と伝える一言を入れると、購入後の不安がやわらぎます。ネット通販で季節のはがきを同封してクレームが大きく減った事例は「お客様に絵はがきを出すと『好意』が生まれる」で紹介しています。
ご紹介のお礼
○○様
このたびは△△様をご紹介いただき、本当にありがとうございました。
○○様の大切なお知り合いとして、誠心誠意対応させていただきます。
改めてご報告させていただきますね。
ご紹介のお礼は、紹介してくれた方への「ご報告」までがセットです。成約したかどうかにかかわらず、その後の経過を一言お伝えすると、また紹介してもらえる関係になります。
お見積もり・ご相談のお礼
○○様
先日はお忙しい中、ご相談のお時間をいただきありがとうございました。
○○様のお話をうかがい、ぜひお力になりたいと感じました。
ご不明な点があれば、いつでもご連絡ください。
初めての面談・訪問のお礼
○○様
本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
○○のお話、大変勉強になりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
実は、訪問の後のお礼状よりも効果が大きいのが「訪問の前」のはがきです。詳しくは「営業での訪問を成功させるポイントは、事前のはがき」をご覧ください。
長くご愛顧いただいているお客様へ
○○様
いつも本当にありがとうございます。
○○様に支えていただいて、今年で10年になりました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
メッセージは30文字くらいで十分
お礼状というと長い文章を書かなければと思いがちですが、はがきは手紙ではありません。郵便受けから取り出した瞬間にパッと読める、20〜30文字くらいのメッセージの方が伝わります。
上の文例も、忙しいときは最初の2行だけで十分です。大切なのは長さではなく、早く、続けて出すことです(なぜ手書きはがきのメッセージは「30文字」なのか)。
宛名とメッセージ、どこを手書きにするか
すべて手書きが理想ですが、枚数が多いと続きません。おすすめは次の順番です。
- メッセージの一言だけは必ず手書き:ここが印刷だと、ダイレクトメールと区別がつきません
- 宛名も手書きにできれば、なお良い:宛名が手書きだと、郵便受けの中で目に留まります
- 差出人は印刷でOK:会社名・住所・連絡先は印刷やスタンプで構いません
お礼状に使う絵はがきの選び方
白いはがきにびっしり書くより、絵はがき(ポストカード)の方が書くスペースが少なく、短い文章でも気持ちが伝わります。お礼状には、四つ葉のクローバーやお花、筆文字の「ありがとう」「感謝」など、明るく温かい柄が合います。
お礼状は一度きりではなく、お客様が増えるたびに書くものです。よく使う柄は100枚単位でまとめて用意しておくと、書きたいときにすぐ書けます。
感謝・彩むすび書100枚 3,960円(税込)〜
ありがとう・彩むすび書100枚 3,960円(税込)〜
花瓶四つ葉のクローバー100枚 3,960円(税込)〜
ピンクの花瓶のバラ100枚 3,960円(税込)〜
ご縁に感謝・彩むすび書100枚 3,960円(税込)〜
赤ちゃんの手と四葉のクローバー100枚 3,960円(税込)〜
お礼状の後は、季節のご挨拶で関係を続けていきましょう。季節ごとの書き出しは「年4回の季節のご挨拶はがき用・文章テンプレート集」にまとめています。

