気づけばお客様が離れている理由
「あれ? この頃、あのお客様の顔を見無くなったなぁ。。。」
こんな経験、ありませんか?
多くの方はその理由を
「満足してもらえなかったのでは?」と考えます。
でも実は違います。
お客様が離れる理由の多くは——
ただ忘れているだけです。
人はいいと思っていても忘れる
昔よく通っていたお店。
「また行こう」と思っていたのに、
気づけば別のお店に行っている。
これ、誰にでもある話ですよね。
人は、いいと思っていても、
時間が経てば自然と忘れてしまう生き物なんです。
ライフタイムバリューという考え方
ここで少しだけ、ビジネスの話をさせてください。
大事な考え方が2つあります。
まず1つ目が
**ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)**です。
難しく聞こえますがシンプルで、
「1人のお客様が長い付き合いの中でいくら使ってくれるか」という考え方です。
例えば——
1回5,000円のサービスでも、
・毎月1回来てくれたら → 年間6万円
・それが5年続けば → 30万円
同じお客様でも、
1回で終わるか、続くかで“60倍”の差になります。
新規顧客には大きなコストがかかる
そして2つ目が、
新規顧客を獲得するコストです。
見込み客を見つけて、信頼を得て、契約してもらうまでには、
時間もお金もかかります。
そのコストは——
既存のお客様にリピートしてもらうより、約9倍かかる
とも言われています。
スイッチングコストという壁
さらに、お客様側にも負担があります。
・今の担当を変えて大丈夫か
・また一から説明するのが面倒
・新しい人は信頼できるのか
こうした心理的なハードル。
これが「スイッチングコスト」です。
本当に大事なのは関係を続けること
つまり、
新規を増やし続けるのは大変で、
一度ご縁ができたお客様との関係を続ける方が、
圧倒的に価値が大きいということです。
では、その関係性をどうやって維持するのか?
忘れられないことがすべて
答えはシンプルです。
忘れられないこと。
人は接触回数が増えるほど、
自然と親近感を持つようになります。
ただしここで、多くの人が間違えます。
LINE、メルマガ、SNS——
どれも大事ですが、情報は流れていきます。
見られずに終わることも多い。
手書きのはがきという選択
だからこそ、あえてのアナログ。
手書きのはがきです。
手書きには、温度感があります。
同じ「ありがとう」でも、
画面の文字と手書きの文字では伝わり方が違う。
そこには、
手間をかけた時間と気持ちが乗るからです。
思い出される仕組みをつくる
さらに、はがきは手元に残ります。
ふとした瞬間に目に入り、
そのたびに思い出す。
つまり手書きのはがきは、
忘れられない仕組みであり、
関係性を維持し、
ライフタイムバリューを高める手段なんです。
人は思い出した人から買う
人は、売り込まれた人からは買いません。
でも、
思い出した人からは買います。
まとめ
新規を追い続けるのではなく、
すでにご縁のあるお客様との関係を育てる。
その積み重ねが、
結果として一番大きな価値になります。
だからこそ、
「売る努力」ではなく
「忘れられない工夫」を。
その第一歩として、
一枚の手書きのはがきを、大事なお客様に出してみてください。
