さて、手書きの定期はがきの効果はたくさんあります。
今回は、はがきが届くと「好意」が生まれる。について書きたいと思います。
はがきが届くと、どんな気持ち?
皆さん、どなたかから手書きのはがきが届くと、
どんな印象をお持ちになりますか?
単純に嬉しい
その人を思い出す
少なくとも、マイナスの感情ではないかと思います。
なんと、クレーム率10%
さて、ある中古のブランドバッグをネットで販売するお店ですが、
ある困り事がありました。
月に約500個のブランドバックを発送するそうなんですが、
なんと、その内の約50個、10%がクレームになるらしいのです。
色が違う! 傷がある! ファスナーの動きが悪い。。。。
その対策は、手書きのはがき
そこで、その対策として、
商品と共に季節のはがきにメッセージを書き、
(切手は貼らずに、入れます)
商品に入れたところ、何とクレームが激減。
すごい月は、クレームが5件にまで減りました。
はがきを書くには、ポイントがある
書く内容はこうです。
まずは、認知的不協和理論に基づいて、
あなたが、このショップでブランドバッグを買った選択は正しかったんですよ!
と伝える。
そして、お礼。
例えば、
いつもありがとうございます。
お客様の選ばれたこのバッグは、当店でも人気で、
その中でも、グレーは一番の人気です。
在庫があるのも稀で、いいタイミングでお買い上げいただけて良かったです。
これからもよろしくお願いいたします。
※認知的不協和理論とは、自分の考えと行動が矛盾したときに感じる不安を解消するため、考えを変更することにより行動を「正当化」する現象を説明した理論です。米国の心理学者レオン・フェスティンガー氏により提唱されました。
こんなはがきを読むとどうなるか
いかがでしょうか。
皆さんも、こんな手書きのはがきが入っていたら、
気持ちよくなりませんか。
季節の手書きの絵はがきが届くと、同じように、
「好意」が生まれるんです。
弊社のお客様のネット通販をされている会社も、
同じように、季節のコメントを書いたはがきを、商品と一緒に入れておられます。
それを始めてからの効果としては、クレームが減ったのはもちろん、
アンケートの回収率が倍増、ネット上のレヴュー(お客様の声)の書き込みの内容が、
劇的に良い内容に変わっていきました。
ここから見て取れることは、明らかに手書きのはがきの効果で、
お客様に「好意」が生まれているということです。
なかなか、「好意」を数字化するのはむずかいいところですが、
「好意」が生まれるとどうなるか。。。
クレーム数、お客様の声となって顕在化してくると思われます。
業種によっては、クレームの数が、1/10に減る。
これだけでも、手書きのはがきを書く価値がありますね。
自社で、手書きの定期がガキをお客様に出すことで、
どんな変化が生まれるでしょうか。
想像してみて下さいね。